何故日本人は右を向くのか

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社会ニュース部

現在の自民党を「中道右派」だと誤認している人はどの位いるのでしょう?
安倍内閣も第4次となっていますが、いつも閣僚の60%〜80%程度が「日本会議」「神道政治連盟」のメンバーです。
日本会議については日本最大の民間極右団体で、政治家との接点は凄まじいものがあります。まぁ自民の重鎮達が作ったのですから当然と言えば当然ですが・・・。この組織、「自民」だけではなく「維新」や「日本のこころ」はたまた一部の「国民民主」の政治家までいます。では実際にこの日本会議の目指す世界とはどんな世界なのでしょう?公平で分かりやすいように公式サイトから、簡単にいくつか主張している事を見てみましょう。
・女系天皇反対
・憲法改正
・男尊女卑
・LGBTを認めない
・国旗国歌法支持
・集団的自衛権支持(憲法9条改正)
・いわゆるA級戦犯を全国民が追悼すべき
・反政権的な報道は悪だ
公式サイトで主張しているだけでもざっくりこんな感じです。簡単に言えば懐古主義のナショナリズムです。戦前の日本に戻す事が最大の目的なのは明らかです。

ドイツも現在同様の傾向があり、ナチ党が政権を握った頃と似た空気感になっている様です。「帰ってきたヒトラー」と言う映画をご覧ください、コメディーですが。

「戦争のつくりかた」という絵本があります。アニメもあります。もしあなたが少しでも戦争の匂いを感じたなら観ることをオススメします。

近年の野党の為体にも辟易しますが、「だから自民に投票する」という選択を平気でする大人が多数いる事には愕然とします。「投票権があるんだから、支持できる人が居なくても誰かに投票しなければ」と信じ込まされているのは何故でしょう。「野党よりマシだから自民だ」となるのは何故でしょう。そもそもマシというのは本当でしょうか?自分でGDPを始め主要なマーカーを見比べた人がどれだけいるのでしょう?調べた人間なら分かりますが、現政権になり落ち込んだ指標は集計方法やファクター自体を入れ替え露骨に操作しています。株価についてもご存知の通り国民の年金を含めた大量の資金を突っ込んで支えています。その結果、日経平均株価に直結する主要銘柄の筆頭株主が実質的には国になってしまっている異常な状態です。

「茹でガエル理論」というものがあります。水の温度を少しづつ上げると、カエルは徐々にその環境に慣れ、危機的温度になっても逃げずに死んでしまうという法則です。政治や経済でよく用いられる理論です。徐々に悪い方向へ引っ張られているのに、それに慣れてしまって手遅れにならないと気付かない人達に警鐘を鳴らす言葉と言えるでしょう。今、どれだけの人達が茹でられている事に気付かずにいるのでしょうか?
まずは自分で考える事です。考える前に誰かの意見を探して、考える事を放棄するような馬鹿な真似はすぐに止めるべきです。自己が確立していない人は「正直に話す人間」よりも「心地よい嘘をつく人間」を信じたがるものです。

話は少し戻りますが、支持できる人物がいなければ投票せず投票率を下げる事も「無言の抗議」であり立派な意見です。自分の意見が「支持できる人物(もしくは政党)は無い」というモノならそれを行動で示すべきです。つまり真摯に選挙権を捉えているのなら「マシだから」などという馬鹿げた理由で行使するはずが無いのです。それでも投票してしまう人は、流される傾向にあるので「わからない時は現状維持」に投票してしまうのです。
不謹慎ですが選挙制度が逆だったら面白いなと思ってしまいます。人気投票ではなく不人気投票です。立候補者の中から「この人は絶対政治家になるべきではない」という人に投票するのです。そして得票数の少ない順で当選させるともう少しマシな政治家が増えるのではないでしょうか。二世議員や問題を起こした議員も当選しにくくなるでしょうしね。

「我々はつねに自分自身に問わなければならない。もしみんながそうしたら、どんなことになるだろうと。」サルトル

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