パグパグとイエメン空爆

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社会ニュース部

今朝のニュースで、経済発展の続くフィリピンでインフレの加速により経済格差が広がり、その結果貧困層は「パグパグ」と言う所謂「残飯」を主食とする生活に陥っている、と言う報道がされていました。ファーストフード店などが出した生ゴミを夜中に拾い集め、その中から食べ残しを選別し洗って調理するのです。当然食中毒は頻繁に起こります。以前はできていた生活が、物価上昇によりままならなくなったのです。

現在、国民の半数近くが貧困層と言われるフィリピンにおいて、本来であれば国が率先してこの問題に真剣に取り組むべきではないでしょうか?ところが現状は、健康面や保健衛生面での警告を発しているのみです。この問題は異常な経済格差が要因ですが、それに加えて教育の問題も孕んでいます。貧困層には子供が片手じゃ足りない家庭が多く、それが貧しさに拍車を掛け貧困から抜け出せない悪循環を産んでいます。もし国が農地を提供し、そこでこれらの人を雇用したらどうでしょう?フィリピンは近年、食料自給率を高めたいと発言しています。国策にも繋がる施策となるのではないでしょうか。

日本も経済格差の拡大とインフレを政府が躍起になって進めています。国民の年金を株価を支えるために突込み、更に将来の為に個人的に投資しろと後押しをする施策を講じています。これは「国民の年金に対して政府は責任を負わない」と言っているのと同じです。自分達は議員年金で保護されてますからね。それも国民の税金です。今、シングルマザーの家庭は半数近くが貧困層と言われています。今の政府はこれらの人を無視してきました。数年前に野党が、こう言う貧困層に国として対応すべきと迫った時にも、頑として一切手を打ちませんでした。ところが総裁選が近づいた昨日今日になって突然、対策を講じると言い出しました。安倍政権になって過去最高額を更新し続ける一般会計予算。 国債を乱発し日銀に買い取らせ、借金依存の政治に歯止めが掛かりません。
東日本大震災の際、復興の為には多少の国債発行も検討しなければならないと言う当時の与党に対し、自民党は「予算を増やすな」「借金を増やすな」と大騒ぎをしていました。それが与党に戻った途端に国債乱発の、借金依存政府です。この人達に「貧困層」なんて見えているのでしょうか?

同じ番組でイエメン空爆のニュースがあっていました。イエメンでは内戦が続いていて、サウジ主導の連合軍とイエメン政府軍による空爆で、一般市民が大量に虐殺されているのです。ワールドニュースでは毎朝、何処かの国で同じ様なニュースが報道されています。こうした報道でいつも思うのは、戦争で死ぬのは兵士と一般市民だと言う事です。では彼らが戦争を熱望したのでしょうか?いえいえ、そんな事はありません。戦争を起こす人間は、自分は安全な場所にいてその争いによって生じる金銭や権力を欲しているのです。こうした本当の戦争犯罪者達が、現在多くの国の中枢にいたりします。武器の多くはアメリカ・ロシア・イスラエル・北朝鮮などが製造販売しています。イギリスやフランス、ドイツも武器商人紛いの輸出を拡大させています。日本も政府を支える旧財閥系の企業が、どういった物を輸出しているのか注視する必要があります。武器製造に必要な物を輸出していないでしょうか?

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