無断キャンセル問題とハロウィン

スポンサーリンク
社会ニュース部

皆さんは飲食店などの予約を無断キャンセルした事はあるでしょうか?

私はありません。キャンセル自体は勿論した事はありますが、遅くとも前日までには連絡するのが礼儀だと思うのですが・・・何故連絡をしないのでしょうかね?

近年、無断キャンセルで店舗側にかなりの損失が出ている様で、社会問題化しています。年間損失額2000億円との試算が出ているそうです。ネット予約ならデポジット制なり前払制なりを導入するのが良いのでしょうが、電話予約の場合はそう簡単ではありません。電話の契約者は特定できても、予約したのがその人物だと特定する証拠がありません。結局事前に支払いの為に来店しなければならないとなればかなり不便です。電話決済のシステムもありますが、ネット決済を導入してない店舗が導入するとは思えないし、利用者も電話決済は躊躇する人の方が多いでしょう。

私は40代後半でネット歴は四半世紀になりますが、近年は匿名性や顔の見えないコミュニケーションで責任感や道徳心が欠如した人がかなり増えている気がします。心理学で言う所の「ルシファー効果」です。匿名性が没個性化を産み、自己規制化や責任感という一般社会生活時には持ち得ているモノを失ってしまうのです。

渋谷のハロウィン騒動も同じです。典型的な群集心理で自分は集団の中の一部だと言う事が、理性や常識、合理性を失って衝動的・暴力的幼児性が表出するのです。

ついでに言うならハロウィンの意味も知らずに、企業に踊らされて大騒ぎする事が没個性だと言う事さえ気付かない人が多いのも問題でしょう。変態仮装が個性だと思いこみ、変態仮装の集団に埋もれる・・・。渋谷区長は来年からハロウィン参加はお金を取る事も検討しなければならない、と憤怒されてましたが当然です。

結局、自分を律する事もできず集団に紛れるか匿名でしか何もできない人間が増えれば、現在一定の信頼関係の元成立している社会的利便性を捨てて、全員がより不便な選択を強いられる事になるのです。

無断キャンセルも渋谷ハロウィンも根っこは同じなのです。

自分で考える事、咀嚼する事を放棄して、集団に流され、集団の考えに従い、情報を鵜呑みにする、「誰でもやってる」「自分一人くらい」「みんなやってるから正しい」・・・そんな甘えや言い訳が多大な迷惑を生み、悲劇を生むのだと気付いてくれると良いのですが。

「視野の狭い人は、自分を処する道を誤るだけでなく、人にも迷惑を掛ける」松下幸之助

コメント