• 金. 3月 29th, 2024

「グローバリズム」と聞いてあなたはどんな印象を抱きますか?

まずはwikipediaで「グローバリズム」を見てみましょう。

グローバリズム(globalism)とは、地球を一つの共同体と見なして、世界の一体化グローバリゼーション)を進める思想である[1][2]。字義通り訳すと地球主義であるが、通例では、多国籍企業が国境を越えて地球規模で経済活動を展開する行為や、自由貿易および市場主義経済を全地球上に拡大させる思想などを表す。グローバリズムは、多国籍企業による市場の寡占もしくは独占固定化に至る可能性が高い。グローバリズムによる相互依存が高まると、原油を初めとする資源価格高騰によって、持てる者である資源国がますます富み、無資源国が高値で資源購入を余儀なくされる状況が深刻化する。一部の多国籍企業による国際市場の寡占・独占固定化が強まると、資金・資本に乏しい国家からの企業の参入は極端に不利となる。国内産業が多国籍企業に支配された低開発国は、先進国から国際援助を受けても資金が国内産業に回らずそのまま国外に流出し、低開発国からなかなか離陸できない。無資源国で有力な産業が少なく、国外市場参入もできない国は世界を一つの市場として共有するメリットは無いため、グローバリズムの市場共有を放棄する可能性も生ずる。

あなたのイメージと少し違いませんでしたか?

なぜだかわかりませんが、多くの日本人が「グローバリズム」を「世界中が一つになって、物も人も自由に行き来して、なんだか良さそう。」というボンヤリとしたポジティブなイメージを持っている様です。

実際には国家間の参入障壁を無くし、世界を弱肉強食の世界にして「富める者はより富み、貧しい者はより貧しく」する為のシステムです。現政権が進める「TPP」「水道民営化」「発送電分離」「種子法廃止」「IR」など全てグローバリズムそのものです。

「民間企業がするだけでしょ?グローバリズムじゃないじゃない。」と思われるかもしれませんが、これら全て意図的に「外資規制」が外されています。

中国の参入は皆さん想像されるでしょうが、例えば

水道は仏「veolia」米「GE」独「siemens」など。

電気は中「ステートグリッド」米「バークシャー・ハサウェイ」独「RWE」仏「フランス電力」など。

種子は独「バイエル(米:モンサント)」

IRはトランプの大口支援者 米「サンズ」「MGM」中「ギャラクシー」

本来なら国内企業が運営し国内で消費できるモノを、なぜか「利益」だけ海外のグローバル企業に渡すというトンデモ政策です。食やインフラのいわゆる「国民の安心・安全」を政府が放棄したという事なんですね。

小泉政権(with竹中平蔵)の頃から、基本的に自民党はこの路線です。日本郵政のがん保険に外資の「アフラック」をねじ込んだのは有名な話ですよね。

そう言えば余談ですが、アメリカで再び「サブプライムローン」と同じ手法の金融商品が出回っています。「リーマンショックの再来」1〜2年のうちにあるかもしれませんね。

話戻りますが、ただ野党もマイノリティ救済は叫びますが、「日本国民保護」は叫ばないですよね。どの党も基本はグローバリズムに毒されています。やっと「れいわ新撰組」が、「まずは国民を守りましょうよ!」と声を挙げてくれました。彼らがより議席を獲得し、発言力を増せばもしかすると日本を救う事ができるかもしれません。正直、それ以外に国を建て直す希望はほとんど無い様に感じます。

まずは国民一人一人が、問題意識・当事者意識を持つ事でしょうね。

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