デフレであり続けたいのです。構造改革だの規制緩和だのインフレ抑制の政策しかしていません。それを20年以上続けて、まだ続けるつもりです。世界で唯一の長期デフレ国が、なぜ執拗にデフレ維持をしようとするのでしょう。
イメージしてください。
もし今買えば10000円する服が、来週には5000円で買えるならどうします?今買わないですよね?これは服の価格が半分になった様に見えますが、実際はお金の価値が2倍になっているんです。つまりお金を貯め込んでいる程、そのお金の価値が増加するのです。「じゃあキツイ生活をしている人にとっても、物価が下がって生活が楽になるんじゃない?」そうです。しかし実際は物価下落に合わせて給与や年金も下落しています。更に不公正税の代表である消費増税でより厳しい暮らしになります。
「一握りの金持ちはより金持ちに、大多数の貧しい人はより貧しく」
これが彼らのスローガンなのでしょうね。彼らにとっては今の状態が格差拡大に丁度良い「コンフォートゾーン」なのだと思います。絶滅危惧種となった中産階級の生き残りを仕留めにかかっているのですかね。
今日はこの辺で。次回は2本目の矢を・・・