ハイパーインフレには明確な定義は有りませんが、一般には1ヶ月で物価が平均50%以上上昇する状態と言われます。つまりその状態が1年続けば、100円の物が12,975円以上になるわけです。百円ショップが一万二千九百七十五円ショップです。こんな事が起こるでしょうか?平時でこれが起こる事は現実的には有りません。
起こりうるとすれば、戦争、独裁、政府の失策などで供給能力の急激な低下を招いた場合です。国債発行残高だけで国債の信用度が動く訳では無い事は、現在の日本国債の状況を見れば分かりますし、インフレにすらなっていません。