まずは「ハイパーインフレ」を理解しましょう。以下wikiより
「実際に、ハイパーインフレが起こるのは、敗戦や革命といった時期であることが多い。開戦などにより戦時財政が野放図になってしまったり、敗戦により多額の賠償が発生する(おそれがある)場合、通貨信用は喪失され急激で一時的なハイパーインフレが発生する。敗戦や革命以外においても、領域経済の成長を期待した域外諸国市場による投資が長年にわたり行われたものの、その成果が十分でなく投資に対する不信感・不安感が醸成された結果として、当該国通貨が暴落し購買力を急速に失うという現象もある。」
ハイパーインフレは戦争で供給能力が毀損されたり、海外からの投資に依存する国から一気に投資が手を引くなど特殊要因下でなければ、起こる可能性は限りなく0に近いです。そもそも金融緩和をあれだけやっても、デフレのまま無風なのにハイパーインフレを心配するのは如何なものでしょう。拒食症の人が、太り過ぎを気にするのと同じ精神状態ですね。