経済カルトのミカタ

2019年11月8日

「経済カルト」とは何だ?

twitterを眺めていると「立憲カルト」「れいわ信者」「安倍シン」などなど不可思議な言葉が踊っています。これらは「熱狂的政党(または政治家)支持者」の意味で使われている様です。確かに一部の盲目的支持者のtweetは、目に余るモノも多いですね。こうした方達は「支持政党の言う事は絶対だ」と言う歪んだ愛情表現をします。つまり子供が悪い事をしても擁護し、逆に被害者を叩く様な事すらします。自民党支持者を見れば分かり易いのですが、例えばTPP。

選挙前に自民党支持者達はTPP反対を絶賛していたわけですが、与党に返り咲くと一転自民党はTPP推進に豹変したのはご存知の通り。普通の精神状態であれば「嘘をつかれた」「自分はTPPを支持しない」となるはずですが、所謂「カルト」になっている人は同調してTPP賛成しちゃうんですね。ほぼ宗教です。

カルトと言う呪縛

MMTと言う貨幣理論が有りますね。これは現実の信用創造とオペレーションの単なる事実を表したものです。経済政策とかそういったものではないんですね。

ところがこれに噛み付く方達がいます。それは財務省と与党、そして枝野氏や野田氏など旧民主党の重鎮達です。なぜ彼等は明らかな単なる事実を認めないのでしょう?

財務省には財務省設置法 “第一章第3条に 
財務省は、健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、
国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務とする。」と規定が有ります。つまり財政健全化が任務となっており、その為に増税が出世の条件となってくるわけです。そして財務省は国税庁を抱えています。情報網も凄まじいそうです。

もしあなたが国会議員で、減税を訴えた事で財務省の反感を買い、査察やスキャンダル記事(事実・捏造)のリークに晒されるとしたらどうでしょう?

後ろめたい事が一つでもあれば・・・想像はつきますよね。更に与党は経団連からの献金で成り立っています。財務省OBを受け入れる経団連企業も多く、財務省的にも(大企業優遇したい→税収減らしたくない→消費増税)と言う流れが理想です。利害の一致する「財務省」「経団連」の圧力に自民党は屈し、自分達も私利私欲の利権作りに夢中です。

立憲についてはイマイチ判然としません。単に理解しない(できない)のか、財政健全化に固執しています。勿論そんな中でも向学心のある議員の方々は、理解し増税が間違いである事を主張されています。しかし党としては自民党と同じ増税派なんですね。連合の希望なのでしょうか・・・。まぁそれは各党の思惑でしょうから良いのですが、問題は支持者です。

インフレ下を想定した主流派経済学の理屈をデフレ下で推し進め、20年以上GDPが増えないと言う日本貧困化を具現化してきたにも関わらず、反省も方針転換もせずまだ支持し続けています。韓国やアメリカは2倍以上、中国は5倍以上GDPを増やしています。当然ですが賃金も上昇しています。日本だけ大幅減、完全な落第生です。何故、その現実から目を逸らすのでしょう?こういう所にカルト臭を感じてしまいます。

党が方針を変えたら・・・

twitterで立憲支持者の方達は滔々と枝野氏らの主張を代弁しています。恐らくそこそこ学のある方も多そうな印象です。しかし、権威プロパガンダに弱いのか間違いを認める事が出来ないのか、なかなか他の意見に耳を傾ける事が難しい様子です。プライドなのでしょうか?よくわかりませんが。

先日も立憲の議員さんが、MMTを勉強し理解して増税に反対とtweetされていました。私は向学心が有り、間違いに気付いたら方針を変えられる勇気に感心したのですが、支持者の方達はそうは感じなかった様です。あくまでも「枝野氏や自分の理屈が正しい」という呪縛から離れられないのでしょう。バージョンアップしていかなければ、いつの間にか間違いになっている事もあるのです。

MMTや消費税廃止のアイコン的存在の藤井聡教授を招いて、立憲有志主催で勉強会を予定している様です。立憲議員内でも減税派が徐々に増えているという事でしょう。党内で減税派が多数となった際、枝野氏は方針転換をするのでしょうか?それとも内部分裂するのか?

その場合に私が心配なのは党カルトの方ではなく、財政健全化カルトの方達です。もし立憲が減税へ舵を切ったなら、財政健全化カルトの方々は野党では行き場が無くなります、野田さんの所くらいかな・・・。それで自民に流れる選択をする人が出たら最悪です。考えてみると「財政健全化カルト」って財務省と同じですね・・・。

政策の重要性

結局、政治は政策の正しさが一番重要です。よく「実現可能性が・・・」とか「経験が・・・」などと批判する方もおられますが、「実現できる間違った政策」より「実現させたい正しい政策」に注力しなければ意味がないわけです。

また人間性も大事です。人は言葉では嘘をつけますが、行動で嘘はつけません。DV男が「もう暴力は振るわない」と言ってあなたは信じますか?自分を律した言動一致があればこそ、あなたの一票を託せるのではないでしょうか。

今の野党は方向性では共通点が多いです。共闘を目指すのであれば、旗印となる「闘える共通政策」が必要になります。そういう意味でも消費税減税は十分に目玉政策となります。その足並みを揃える意味でも、支持者もアップデートしてカルトではない厳しい眼で政治家を叱咤激励しなければいけませんね。

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