政府は民間の黒字を増やすのが仕事で、加熱しすぎた時にはクールダウンさせるのが役割です。景気が加熱すれば増税や財政支出の抑制でコントロールし、景気が悪ければ減税や財政支出の増加で応じます。
現政権は国債発行残高は増やしましたが、それを財政出動には使いませんでした。結果、溢れたマネーは金融市場や富裕層の配当へ流れただけで、ほとんどの国民には何の恩恵も有りません。むしろ増税で首が締まるばかりです。
法人税減税は賃金よりも内部留保や配当に回す方が節税になる仕組みで有り、この事が格差拡大を助長しています。
つまり現政権のやっていることを例えるなら
「実家で借金を繰り返し、奥さんに少額しか渡さず、愛人やギャンブルに大金を使っている」様なものです。
イメージしやすい様に仮定の金額を入れてみましょう。
「実家で20万円借りて、奥さんに8万円渡し、愛人やギャンブルに12万円使ってる。」
ここで更にプライマリーバランス黒字化(借金返済)を叫んで翌月何をしたか?
「実家で20万円借りて、奥さんに8万円渡し、奥さんの財布から2万円抜いて実家に返済し、愛人とギャンブルに12万円使った。」
こんな事をやってるわけですよ。
日本国民はこんなフザケタ政治をいつまで許容し続けるのでしょうか?