ワクチンのミカタ

2019年11月27日

近年子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の是非が良く取り沙汰されます。年間1万人程度の罹患に対し、2900人程死亡者がいるそうです。何故このワクチン接種について賛否が分かれるのでしょう?

まず子宮頸癌検診では60%前後の精度でしか判らないというのがあります。ワクチン接種をしておくと60%程度予防が可能と言われているので、「ワクチン接種+検診」で罹患率を低くできるというわけです。これだけであれば皆さん賛同されるでしょうね。実際、豪・英・米・北欧などでは良い結果が出ているようです。

しかし厚労省は推奨していません。実はこのワクチンを推奨するに当たって以前提出されたデータ類に、副反応を隠蔽したデタラメなデータが含まれていた様なのです。副反応報告の多さもあって70%あった接種率も1%程になっています。他にも「専門家会議」が製薬会社から高額の寄付を受けていた等、色々とケチがついている様です。ところで実際の副反応率はどの程度なのでしょう?

92例  / 10万人

これを多いと見るか、少ないと見るか・・・。ただメディアで紹介される副反応が、やはり重篤なものが多いので二の足を踏む親御さんが多いのは理解出来ますね。それと原因はわかりませんが、日本の重篤率が他国に比べかなり高いのも気になります。

余談ですが海外では9価ワクチン(ガーダシル9)が主流ですが、日本で問題になっていたのは2価と4価です。今は日本でも9価の接種をする病院も多い様ですね。

結局、最終的には「有効性とリスク」を天秤に掛けて決断するしかないわけですが、なかなか難しいです。個人的には海外事例を見ると接種を受けても良さそうに感じます。但し接種人数が増えれば増えるほど、罹患率は低下するので日本でその割合を上げるのはなかなか難しそうです。しかも他のワクチンに比べるとやはり副反応率が高めです。

もし自分の子供に接種させるか?と聞かれれば、今の日本の状況であればさせないかなと思います。ですが接種率の高い国に住んでいるならおそらくさせます。罹患率が格段に下がるでしょうから。

今後、日米FTA絡みでアメリカの製薬業界の圧力が高まれば、おそらく国は接種を義務付けて来るでしょう。少なくともそれまでは様子見が正解な気がします。

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