本来ベーシックインカム(BI)は「全国民給付」の考え方ですが、これを完全に年金と置き換えるのです。
現在の年金制度は、国民や企業から集めた資金と国庫からの資金に依って賄われています。当然受け取る年金にも格差が生まれます。これを「老後の年金」については、個人や企業から集めるのでは無く、国債発行で国が平等に同額分配したら良いのです。
生産労働年齢ではJGPで零れ落ちる人をカバーし、その上で自由競争を促す。老後の生活が最低限保証される事で、この世代の個人消費/結婚/出産も促進が期待でき、それは企業業績にも大きく寄与します。内需を喚起しない限り、現在の多くの問題は解決しないと思うのです。
そして「ベーシックアセット」。医療は無料が基本だと思います。入院時の食費や洗濯等は実費、特殊な高度医療については一部自己負担程度にして、民間保険はこの自己負担分に対するモノだけにすれば良いのです。「医療」や「保険」を外資に食い荒らされるのは看過できません。
教育についても、国公立については入学金/授業料/給食費無料にすべきです(保育〜高校まで)。大学については権利として国民1人1回のみ国公立は入学金/授業料無料として良いのでは。勿論、入試に合格する事は勿論条件ですが、何歳であっても自身が学びたいと思った時に学べる環境がある事は重要です。
次回は財源について書きましょうかね・・・。