使用済核燃料から放射能を取り除く技術はありません。密封し地中深くに埋めるという選択肢しかないのが現実です。チェルノブイリや福島第一の事故から人々は何か学んだのでしょうか?
推進派の方達は、再稼働や新設を推し進めようと必死です。まるで事故など無かったかの様です。キツイ言い方をするなら、政府もメディアも“放置”を決め込んでいます。「原発マネー」「原子力村」そこに紐づいた「政治家・官僚・地元有力者・企業etc」、メディアにとっても経団連がスポンサーですからなかなか難しい面もあるのでしょう。
一部の力を持った利権者の為に、全国民の安全が脅かされる事がまかり通るのは何故でしょう。
全ては私達国民が蒔いた種です。
私達には「選挙」という権力者を選ぶ手段があります。しかし半数の人はコレを放棄しています。また自身の個人的損得や、所属する組織の意向で短期的な視点で安直な決定を繰り返しています。
「地球は明日の自分や子孫から借りているモノ」と考えていれば、選ばない選択肢です。返さなければならないモノを、ボロボロにして返すメンタリティはやはり異常です。