米国vsイラン

2020年1月10日

先日、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が米軍のピンポイント空爆で殺害されました。現場はイラクでイラク側の許可も取らずに米国の独断で決行された様です。日本だけでなく米国も、トップが専制君主と勘違いしているフシがあります。

ソレイマニはIS掃討作戦時には米軍と協力していたので、少々意外でした。最近、イランとサウジの間をイラクがとり持つ動きを見せていた中での事件です。その後、イランは報復として、イラクにある米軍の拠点へ攻撃。しかしコレは事前通告した上での攻撃で、被害は限定的。イラン国内世論向けのパフォーマンスと見るのが自然でしょう。

ウクライナ機の墜落もありました。アメリカ・カナダ・イギリスはイラン側の誤射として、現状の「アメリカ=悪者」という世界の目を変えたい思惑が見え隠れします。機体はボーイング737。トラブルの多い機体ですね。墜落か誤射かはどちらも可能性を排除できません。しかしイラン側がイラン国内の空港を離陸した直後の航空機を、誤って撃墜というのありえはしますがすぐには信じ難いですよね。(※1/11にイランが誤射を認めました)ボーイングは737の欠陥の件で株価を下げていました。ところが今回、アメリカ側が「誤射の可能性」を発表後、株価は上昇に転じています。

挑発と原油と金

中東がきな臭くなると上がるのが、「金」「原油」「軍需関連株」ですね。金と原油を見てみましょう。

出典:AFP

アメリカ、イラン共に「事態が悪化するのは避けたい」と発言しているので、とりあえずは戦争を回避できた様に見えます。

しかしイラク戦争の時も、「大量破壊兵器を保有している証拠がある」との号令から戦争に突っ込み、実は証拠は無かったという前科があります。今回もアメリカとカナダが「証拠がある」と言っています。しかしそれを公開していません。なんとなくあの時と似た空気を感じてしまうのは考えすぎでしょうか・・・。

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