預金封鎖?!

2020年2月4日

「日本に財政破綻は無い」という話に対し、様々反論をする方がいます。「過去に預金封鎖だってあったじゃないか!」なんて意見もあります。そこで今回は「預金封鎖」について書いてみましょう。

預金封鎖とは銀行で預金の引き出しが制限される事です。確かに戦後間も無く日本で実施された事があります。新紙幣を発行し1ヶ月程のちには旧紙幣は使えなくしましたが、1日に引き出せる金額も制限されました。なかなか怖いですよね。

実際のプロセスとしては、政府が預金を封鎖し引き出しを制限します。そして預金を把握したらそれに対し課税し直接徴収します。当時は累進でしたが、今のふざけた政権では累進にしないかもしれませんね。まぁ、そもそも現在の日本で預金を封鎖する必要など無いのですが・・・。財務省と安倍政権の程度の低さを見ると何をやるかわからないですね。実際無理矢理マイナンバーを押し付けようとしていますから、資産に税金を掛けたいと思っている節はあります。

戦後国土は破壊され、供給能力は酷く毀損され(物不足、インフレ)ていました。ガリオアエロアと呼ばれるアメリカからの援助金と世界銀行からの借金で苦しみの中に在りました。その後の朝鮮戦争で特需景気となり、その後日本は世界有数の対外純資産を持つまでになりました。1990年代に海外に対する借金は全て完済しており、現在は自国通貨建て国債でその大半を日本国内で保有しています。つまり債務者は日本政府で、債権者は日本銀行と日本の金融機関や保険会社です。国債発行残高対GDP比が230%だからダメだ!と仰る方達がいますが、中身を見るべきです。その内の半分近くを日銀が保有しています。日銀と日本政府は連結決算で見る必要があります。なので日銀保有分を除いた対GDP比は全く健全なモノです。

この日銀と政府の関係を理解するには、「国庫納付金」を知っておく必要があります。日本銀行が得た利益は、人件費などの必要経費を引いた残額は「国庫納付金」として国に納めなければなりません。つまり結果的に政府の口座に帰ってくるのです。日銀は上場していますが55%は日本政府が保有しています。連結決算で見ない方が不自然ですよね。因みに日銀の株主になっても議決権などは発生しないので、「外人が持っていてコントロールされている」などと妄想を働かせる必要はありません。

そもそも預金封鎖は「政府の借金返済」「ハイパーインフレ抑制」が主な目的です。現在の日本ではどちらも当てはまりません。まともな政府なら大丈夫です。それでも心配な方は、マトモでない今の政権を打破すれば完璧です。

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