この日曜日に京都市長選がありました。
現職の門川氏を与野党相乗りで推薦し、対抗馬は共産党とれいわ新選組が推す福山氏でした。
各氏のマニフェストはこちら 門川氏 福山氏
門川氏は桜を見る会にも参加するほど、現政権との繋がりが強い方です。その為、インバウンド推進で京都の伝統や景観よりも経済優先で、歴史的建造物の向かいに巨大ホテルを誘致するなど「京都市長」に相応しいとは言い難い印象です。しかし彼は今回で4期連続。4選というと何処かの党首を思い出しますね。
京都の内実は、倒産件数も多く市民に寄り添った市政とはお世辞にも言えません。外国人旅行者はキャパオーバーで、家賃上昇、交通機関はいつも混雑、旅行者のマナーは悪くゴミは増える。経済的恩恵の多くは外資や県外から進出した企業の懐へ。
市長選で良い候補者が立つ事は意外と少ないです。今回、福山氏の立候補は京都市民にとってはとても大きなチャンスでした。しかし蓋を開けてみれば投票率40%・・・これでは組織票で結果が決まります。本当に勿体無い事をしたと思います。私の目には京都市民は自爆テロをやった様なモノに見えるのです。
ここ数回の京都市長選のデータはこんな感じです。