ドイツ銀行大丈夫?

2020年3月14日

世界経済の底が抜け、リーマン以上の恐慌が予見されていますが、そんな中で心配なニュースが出ています。

ドイツ銀行デフォルト?!

衝撃的なタイトルです。実際にはまだデフォルトはしていません。今回債務を履行しなかった債権がCoCo債(Contingent Convertible bonds)の一種であるAT1債。一言で言えば銀行が資本増強の為に発行する社債です。CoCo債と言うのは偶発転換社債の事で、「ハイリスク・ハイリターン。普通の転換社債であれば債権者が償還を決められますが、コレは債務者(今回で言えばドイツ銀行)が決めます。またデフォルトした際には元金返済される順位が低い為、まぁ返ってきません。トリガー条項というものが有り、発行元の自己資本比率が基準を下回ると株式に強制転換されるか、元本が削減されます。

そして今回、4/30に償還可能日を迎えるのですがドイツ銀行は償還しない事を決めました。1300億円弱でしたかね。払えないと云うより払わない方が得策と考えたようです。

 

ここまででお判りでしょうが、社債にリスク全部盛りした代わりに利息を高く設定した金融商品です。

しかしこの決断、結果的に資金繰りに窮してる実情を晒してしまい、不安を煽る結果になっていませんか?

「自己実現的予言」と云う言葉が有りますが、「ドイツ銀行がデフォルトする」と感じた人々はそれに沿った行動を取ります。そしてその行動こそがその予言を実現してしまうのです。

ドイツ銀行の様な巨大銀行がデフォルトすれば、ECBはドーピングせざるを得ないでしょう。それは終わりの始まりで無駄金になる可能性が高い様に感じます。潰してしまえば連鎖倒産がドミノ倒しの様に起こるのは避けられないですし、頭の痛い問題をドイツは抱えています。

日本の地銀や郵貯などジャンク債を多く保有している所も、近いうちにどこかで崩壊が起こる可能性は極めて高いので、対岸の火事ではなく注視しておいた方が良さそうです。

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