日本でもトランプ信奉者やQアノン信者がいますが、理解に苦しみます。アメリカ人にとっては自国の事なので理解できるのですが、日本からすればどちらが日本の国益に寄与するかが最重要です。トランプ政権になり日本にメリットなど有ったのでしょうか?常に圧力とデマで「アメリカを支える為のみに存在する国」として扱われて来た様に見えるのですが・・・。
「彼はグローバリストと対峙する救世主だ」などと妄想している人もいる様ですが、日本からすれば日米FTAでグローバリストに日本市場を開放させてる輩でしかありません。他国に損を負わせているだけなのですが、その被害国の国民でトランプ支持の人は一体何を考えているのかわかりません。
しかし日本は不思議な国です。以前の都知事選の際には、TV討論会すら一度も開かれず、結果が出るまでテレビで特集すらほぼありませんでした。一方でアメリカ大統領選は、連日の様に番組が組まれています。まるで自国の事の様に。
しかしあと4年トランプが居座るアメリカでは、差別が完全に肯定され住み難さが増すでしょうね。それも庶民同士の差別です。ある脳科学者の言葉ですが、奴隷が別の奴隷に対して「俺の鎖は金の鎖だが、お前の鎖は銀だ」と言う様な世界です。奴隷である事が問題なのに、それを受け入れ自身の不満を逸らすために下らない事で他人を叩くのです。分断された国民は権力者からすれば何の脅威にもならないのです。
分断よりも連携を目指す社会の方が、大多数の人の利益になります。次の衆議院選で日本国民は少しは成長を示す事ができるのでしょうか?