トランプ信者という病

2021年1月13日

先日、アメリカの連邦議会にトランプ支持者の群衆が乱入するという何とも情けない事件が起きました。きっかけはトランプが「議事堂へ向かえ」と聴衆を煽った事でした。正確に言えば以前から予告されていた出来事です。17日にも予告されているので、あの老人はまた扇動するのでしょう。しかもご丁寧に「再び暴動が起きれば民主党のせいだ」と早くも自分だけ逃げる気満々です。

まぁ普通の神経をしていればこんな異常者の発言など鼻で笑うレベルなのですが、アメリカでは支持者が結構います。それは今までの政治に取り残された人や、自国第一を掲げるナショナリズムへの期待などアメリカ人にとっては支持する理由も無くはないからです。

しかし今回の騒動を起こした連中の多くは、Qアノンなどのトランプ陣営が数年前から支持者集めの為に張っているネット工作を鵜呑みにした連中です。逮捕された面子もそこそこ有名なQアノン信者達。しかしそれすら否定し「奴らは実はアンティファだ」などと恥の上塗りをしている連中まで現れています。呆れますね・・・。

日本人が何故?

一番の謎はこのアメリカで起きているデマの拡散に、日本に住む日本人でどっぷりハマっている人達がいる事です。先程も述べましたが、アメリカ人なら信じたいから信じるというのも有りでしょうが、日本人にとっては害しか無いわけです。現実にこの4年間で日本に何のメリットが有ったでしょう?もう少し自国の事に真剣に向き合いませんか。

ところでこうした陰謀論、どういった傾向の人が信じやすいのでしょう?心理学者達が導き出している特徴をいくつか挙げてみましょう。

  • 衝動的で自信過剰
  • 他人の弱みに執着
  • 孤独で短気
  • パーソナリティ障害
  • 怒りや恐怖に弱い
  • マウントを取りたい欲求

この中でパーソナリティ障害は精神疾患ですが、それ以外で見ると2〜3個当てはまる人はそこそこいそうですね。

「自粛警察」なんてまさにこの手の方達ではないでしょうか。Twitterなど見ると「私は真実を知っている」みたいな勢いで陰謀論を振りかざして御満悦な投稿を見掛けますが、最近は自分の正義を疑わない人が多くなった気がします。SNSで自分と近い意見の人と触れ合う機会ばかりになり、それが正しいと誤解するのでしょうか。

「コロナは風邪」というのは特に悪質です。身近で亡くなった人や重症化した人、後遺症に苦しむ人が1人でもいれば、こんな言説はすぐに嘘だとわかるのです。実際、イギリスのジョンソンも自身が感染して変わりましたし、トランプも感染後は「コロナは風邪」とは言わなくなりました。それでも未だにこの言説を信じてる人達がいます。つまり現実が歪んで見えている人達がいるのです。特に日本人は声の大きい人に付いて行く傾向が強く、何の役にも立たない誰かの妄想話でも「一部の人しか知らない事を私は知っている」という満足感だけで有頂天になり「これが現実で有って欲しい」と強く願う、つまり自己暗示です。そしてデマはその人にとって真実であり正義になるのです。(※だから自民党がのさばり腐っていくわけですが・・・)

カルト宗教やマルチ商法のそれと同じです。

少なくともトランプの4年間で、世界がどう変化したのか冷静に振り返るべきです。この期間を表す言葉として一番しっくりくるのは「分断」ではないですか?言葉はいくらでも嘘をつけますが、行動は嘘をつけません。「誰か」や「何か」を全面的に信じるという思考自体が誤りなのです。良い行動は讃え、悪い行動は非難するという当たり前の事が大切で、「誰かの言葉」だけで判断をすれば容易く騙されます。

1/17にトランプ盲信者達が再び、死亡者を出す様な騒動を起こさない事を願います。デマで人が死ぬなど本当に有ってはならない。

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