森氏の発言に対し世論はNOを突きつけていますが、自民党は完全擁護に廻っています。IOCも当初不問に付す姿勢でしたが、ここに来て世界中からの非難の声に慌てて態度を豹変させました。オリンピックという利権にドップリ肩まで浸かった商業イベントですが、建前として世界平和や平等を掲げている事で存在意義があるかの様に装っているわけです。それを忘れて認識共同体で相互にかばい合うだけが常態化するから、時代錯誤な発言や間違ったリアクションが起こるのです。
自民党の重鎮二階氏も完全擁護です。更には今回の件で大会ボランティアの辞退が相次いだ事にも「一時的な反応でどうでも良い。また集めれば良い」という趣旨の発言をしています。「老害ココに極まれり」と言った感じでしょうか。
あっ、自民党内からもやっと苦言?らしきものは出て来た様です。後出しジャンケンマンのスンズロー君がガス抜き的にコメントした様です。
そもそもGoToも二階氏の老害利権から出て来た話です。一方で修学旅行や卒業旅行は自粛。オリンピックはやるが高校野球は自粛。軽症者を受け入れるホテルは確保出来ないが、オリンピック用のホテルは確保できる。もう滅茶苦茶ですね。
国民を守る為に一律給付を再度すべきという声に対しても、麻生氏は「絶対やらない」と跳ね除けます。結局国民を苦しめる決定をしているのは、カビの生えたヨボヨボの老害政治家なのです。ハッキリ言えば日本がこの先どうなろうが知ったこっちゃない連中が舵取りをしているのです、悪夢ですよ。
そしてこんな茶番に付き合い続けているのは私達、有権者。政治家も国民も「国民主権」や「経世済民」を今一度思い出しませんか?