私は今回小選挙区では野党統一候補、比例はれいわに投票しました。小選挙区は「現政権の実績に対する評価」であり、比例は「自分の思想信条と一番共通点の多い党」を選びました。完全に全てが一致するなんて事はないですからね。
民主主義は与党が強過ぎると必ず機能不全に陥ります。常に国民の側を向かせるには時として選挙において「明確なNO」を突きつける必要があるのです。特にこの25年程は世界的に見ても日本だけが成長出来ず、賃金も上がらず非正規は増加の一途です。この状況を是とするのは余りにも無理があります。政権与党による犯罪行為も多数あり、与党議員の有罪判決も複数ありましたよね。
本来選挙は「美人投票」です。つまり各自が自分の基準で「この人が美人だ」と思う人に投票するわけです。ところが「人気投票」と勘違いしている人が多くいるようで「〇〇党が多数派だから支持」みたいな如何にも日本人的な判断の人は多い。政権が国民の生命財産を危険に晒すような事態が起きても、野党を批判している人を見かけますが完全に「バイトリーダー理論」に陥っています。労働者なのに気分だけ経営者・・・マウント取りたがる人の多くが体制擁護に走ります。
「問題を問題だと思わない人が問題だ」という奴ですね。