混合診療解禁のミカタ〜命に値段はあるのか?

2019年8月9日

混合診療とは、その名の通り保険適用の診療と適用外の診療を混合して行う事です。以前は基本的に禁止されていました。

理由は、①患者が不当に負担額が大きくなる可能性がある為②安全性や有効性が確立されてない治療で患者に被害が及ぶ可能性がある為。この2つが厚労省の立場でした。それを守る為、混合の場合は多くのケースで、全て自己負担とする事で牽制していたんですね。

ところが現政権になり、「国内未承認の薬であっても患者の申請があれば迅速に対応したい。」と言って混合診療解禁になりました。自己負担は保険適用の自己負担分+適用外全額となっています。

色々おかしいですよね?以前禁止していた理由①患者の経済的保護②患者の健康的保護、両方跡形もなくなりました。また「迅速に対応」であれば、国内承認プロセスの迅速化がまず手を付ける第一手ではないでしょうか。しかも患者本人に承諾をさせる事で、決定・責任の全てを情報・医療知識が乏しいはずの患者に丸投げしています。

この時期TPP交渉の最中で、医療・保険・金融を差し出す事をアメリカが希望していました。無関係とは考えにくいですよね。

経済は回復できますが、失った命は取り戻せません。「金」と「命」どちらが大事か考えるまでもないですよね。

自民党の支持団体、日本医師会・・・彼らは患者や研修医などを犠牲にする事で私腹を肥やしています。今は2週間だの2ヶ月だので病院を追い出されます。それが末期癌の患者であってもです。私の尊敬する義父も、末期癌で入院しましたが無理矢理転院させられ容態が急変しました。

入院患者の回転率を上げる事が、医師会にとっての利益になります。そして自民党は組織票と献金を確保できます。つまり政府は国民の命を換金して、医師会と折半してるんですね。妊婦加算も結局すぐ再開されましたよね・・・。