wikiもかなり政権側の発言に合わせ、書き換え書き換えやってますねぇ。昔みた時とかなり変わってます。いまや「世界中改憲やってますよ。やってないのは日本だけ。やるのが当たり前ですよ。」みたいなアプローチに様変わりです。
各国の改憲、特に先進国については、個別に見て行けば一目瞭然ですが、国民の権利・人権についてより強固に保護する方向にしか改憲されていません。つまり改善です。国民主権・民主主義ですから当たり前なのですが。その上で時代にそぐわない部分をバージョンアップするのが基本的な考え方です。
そもそも憲法は「国民主権」「人権保護」「権力の暴走阻止」がベースです。つまり人権保護のバージョンアップが他国の改憲の中心です。ところが今、自民党が提案しているのは「国民主権」破棄、「人権保護」の弱体化、「権力の強化」です。
国民主権を無くしたい。軍隊を持ちたい(交戦権を持ちたい)と言う自民党が提出した草案。明らかな改悪です。それでは賛同を得難い為、言い回しを変え、「抵抗権のない緊急事態条項」など有り得ない事を言い出しています。