論破ールーム

2021年6月2日

最近は簡単な日本語の意味すら理解しない人が増えているのでしょうか?久し振りに胸糞悪い動画を観ました。

三橋氏の動画は結構好きです。イデオロギーは違い枝葉末節は合わない部分も当然ありますが、共感できる部分も多く根幹となる経世済民・反緊縮・積極財政を訴える姿はシンパシーを感じます。

ところが今回のお相手は巷で「論破系ユーチューバー」と言われる彼。胡散臭すぎてあまり見た事はありません。マトモに見たのは今回が初・・・かな?しかし想像以上に酷かったです。プロパガンダの手法について少しでも齧った事のある人なら、眉を顰めた事でしょう。「木を見せ森を見せない(マクロの話をミクロの話に矮小化)、ストローマンプロパガンダ(一部を切り取りレッテルを貼り攻撃)、センメルヴェイス反射(認めたくない事実には過剰な拒否反応)・・・小学生が自分の失言を責められた時に「何時何分に言ったか言ってみろ」とか「証拠は?証拠は?」とか言う、あのレベルです。もうね論破以前にマトモな対話すら出来てないですよ。

特に酷かったのは・・・

「庶民に金を回してもパチンコに使って北朝鮮に金が流れる」とか、コロナ禍で企業の倒産(や解雇、賃金低下)を防ぐ意味での粗利補償について「粗利補償をしても従業員の賃金に充てられるとは限らないし、失業しないとも限らない」という趣旨の話。基本的に世の中は白黒ではなくグレーでただ濃淡がある世界です。つまり正しい施策をしても100%カバーできるわけではありませんし悪用する人間もいます。では100%ではないから、悪用する人間がいるからと言って、良案であっても実施しないのは正しい事でしょうか?それによって「本当に困っている人の内、それなりに多くの人が救われる」という現実に意味と意義があり、不正に対しては法整備で%を減らす対策が本道です。つまりそこは別に対策をする部分です。一律給付にも同じ事が言えますが、日本では足りない税金も払いすぎた税金も事後調整ですから、時間を掛け選別して特定のカテゴリーに給付するよりもまず一律給付して事後調整の方が馴染むのですよ。

呆れた視聴者は多かった様子

揚げ足を取る態度や、相手の話は遮り自分の差別的妄想の話に引きずり込もうとする姿勢にイライラした人は多かった様で、面白い動画もSNSには踊っていました。

しかしこんなのを「論破系」と言ってしまう日本人が多くいるという現実には、絶望感以外に思い当たる言葉が無いですね。本当に子供染みていると思います。

タイトルの「論破ールーム」がわからない若者の為に補足しておくと、かなり昔に子供番組で「ロンパールーム」というのがあったので只のオヤジギャグです、すいません。

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