ネタニヤフは「まだ攻撃を止めるつもりはない」と言っています。
これはイスラエルらしいやり方です。軍事的優位に立つイスラエルは、国際世論が民間人の犠牲拡大や人道的側面への非難を声高に叫ぶまで、ギリギリまでパレスチナへ徹底的な攻撃を重ね続けるつもりです。勿論、ハマスもテロ組織に指定される様な存在ですが、「アラブ人の領土」と「ユダヤ人の領土」と「国際管理(エルサレム)」というユダヤ側に有利な分割決議すら守らずに殺戮・略奪・領土占拠を続けるイスラエルの方がより過激なテロ組織に見えます。実際、国連や第三国による査察などは拒否しています。
勝手に人の家に上がり込み、住人を暴力によって追い出し、「ここは我々が神から与えられた土地だ」と言えば普通に頭の痛い連中です。どこの馬の骨が書いたとも知れない古書を盲信し、それを根拠にすれば人を殺しても良いと考える・・・異常ですよ。
聖書に書かれた大昔の物語が事実であるとは誰も証明できませんが、イスラエル軍とハマスが民間人を殺し続けている事は「現在」を生きる私達全てが目撃者です。誰かの血を流す為に存在する物語に、一体どれ程の価値があるのでしょう?